始まります、確定申告は2月から 2025.01
令和6年(2024年)年度の確定申告が始まります。申告期間は所得税が2月16日から3月15日まで。消費税は2月16日から3月31日までです。e・taxでの申告期間は1月4日からとなっています。
申告納税制度は、私たちが主権者として諸権利、財産を守るためのおおもとの一歩です。一年の生活を通して、収入・支出を計算して、適切に申告する必要があります。
税務行政のDX(デジタル・トランスインフォメーション)化が進められ、令和7年(2025年)1月1日から、収受日付印の押捺が廃止されます。希望する納税者には、日付の入ったリーフが配布されますが、税務署印の入った控えは今回から渡されません。またe・taxを使って申告した人には、紙の申告書も送られてきません。1月後半には「確定申告のお知らせ」が税務署から送られてきますが、紙の申告書を希望する場合は、最寄りの税務署に求めれば送ってくれます。
国民おきざりにした、電子化の加速で、ますます確定申告が、やりにくくなっていますが、「応能負担の原則」や「生活費には課税しない」、「消費税に頼らない税制」の実現など、税制を民主的に転換していくためにも、自主申告納税を積極的に行っていきましょう。
ご不明な点や、心配なことは、相談センターへ。
川崎建設一般労働組合
事務局長 中島 啓